バブルの時期を知らない可哀相なガキ共へ
とにかく一般市民まで金を持っていたな。そして土地や株を買い、日本はこれから世界最大の国家になると誰もが思っていた。
そしてジャパンイズナンバーワンと言う言葉が世界中を支配した。日本はとにかく金を持っていたからだ。どれくらい金を持っていたかと言うと、日本に溢れる金や土地を合わせればアメリカ全土の土地を買占められるとまれ言われていた。今じゃとれもじゃないが考えられない世界だろう。
だって今の日本の現状は、先進国であるかすら危ういからな。
バブル期の俺は当時、今で言うキャバクラ、昔で言うキャバレーのボーイをしていた。
とにかくキチガイの世界だったな。
毎日の様に五百万から一千万使う客なんかはザラにいたし、可愛いホステスがいれば何千万もの札束をテーブルに叩きつけ愛人契約していた。
そして俺は月最低100万は出ていたボーイバイトの給料を全てセカンドバックにぶち込み、新宿にあるテレクラをハシゴした。
当時は携帯電話なんて代物すらなかったから、とにかく女に飢えた男、逆に男に飢えた女達にとってテレクラは都合の良い出会いの場だったな。
だって、援助交際や割り切りなんてする女が存在しなかったんだぜ?信じられるか?
全てはタダマンの出会いが楽しめた。
正直言って出会い系サイトやSNSしか知らない世代のガキ共が本当に可哀想に思えるよ。サクラなんていないし、メンヘラ女もいないし世界なんだから。
本当に可愛くて美人な女も多かったぞ?今の出会い系サイトでタダマンで可愛い女なんているか?いるとしたらデブかブスだけである。
現役のモデルやアイドルの卵なん女ともタダマンしたな。最高の思い出だよ。テレクラ用語で言う所のテレ特ってやつだな。
俺はこんな思いが出来るテレクラがいつか復活してくれると信じている。そして、昔みたいに女が金目的では無く、タダマンが当たり前の出会いを楽しんでくれる世の中にしたい。
だから俺はアベノミクスに期待しているんだ。年金でも日銀でも何でも使って、とっとと株価をぶち上げれば良いじゃないか。
そして日経平均株価五万円をぶち抜いて欲しい。
そして、有り余る金でアメリカの土地を今度こそ買い占めて欲しい。ジャパンイズナンバーワンをもう一度経験させてくれ!